関西人マダムの日常

関西人ならではの節約生活♡お金のかかるメンズ2人を育てる苦労と爆笑の日常

次男がヤサぐれた時のお話

 

 

こんにちは

「ちる」と申します。

 

関西に住む ママのできそこないのような人物です。

少女時代は ホームドラマで失敗ばっかりする母親役の女優を見ては

「あはは!あほやん!この母親」

とおなかを抱えて笑っていたのに

今では似たり寄ったり、

いやそれ以上の情けない母親点数を叩きだしています。

 

お金のこと

健康のこと

子育てのこと

いつも真剣にやっているのに けっこう現実は厳しい・・・。

 

今日は次男「あおちゃん」が 中学1年生の時のお話です

 

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なんでも器用にこなし、憎たらしいくらいスマートな長男「きらくん」に対し

次男「あおちゃん」は ちょっぴりお調子者の甘えっこ。

 

きらくんのことが大好きで何をするにも きらくんのまねばかり。

ずっときらくんの背中を追いかけていたあおちゃんでしたが

そんなあおちゃんに人生最大の試練が降りかかります。

 

それは 中学受験。

 

もともと 中学受験をするようなキャラでもなかったし

もちろんそんなお金もなく 考えてもみなかったのですが

(この話についてはいずれきちんと書きます)

とにかく引き返せないところまで来てしまっていました。

 

「うーーーん」

そのころの私は 一番多く発する言葉が「うーーーん」でした。

うーん。。。と唸ってみても、何も解決しないのは分かっていましたが

うーん。。。と唸ることで このどうしようもない想いが

少し薄まるような気がしたのです。

うーんのバリエーションは日に日に増え ついに

はーーーあ。。うーーーーん・・・になりだしたころ

受験は終わりました。

 

その時 あおちゃん愛用の 重い重い塾のカバンは

戦いを終えた兵士のように 静かに和室に横たわっていました。

あんなに重かった あおちゃんの背中にいつも

しょわれていたリュック。

もはやあおちゃんの一部のようでした。

その中にいったい何が詰まっていたのでしょう。

私には知る由もありません。

 

残酷ですが 初めてあおちゃんは

きらくんと別の道を歩むことになりました。

 

「あおちゃん、同じ車線で走っていたら いつまでたっても

きらくんを抜かすことはできないよ。

だったら 方法はただひとつ!

別の車線から 追い抜けばいい!

ご縁のあった学校が あおちゃんにとって一番良い学校だよ!」

 

合格発表の帰り 泣いて泣いて泣いて こんなにどこから涙が溢れるのかと

泣いたあおちゃん。

私は あおちゃんの背中をさすり うわごとのように

繰り返すしか無かったのです。

 

入学してから あおちゃんにまたまた試練が降りかかります。

 

あおちゃんは 入学した学校で最速の自宅謹慎をくらうのです。

 

「もしもし お母さん。担任の〇〇ですが

今日、あおくんが下校時に寄り道して 

学校近くの川に入って遊んでいたようです。

それを近所の方から連絡をいただきました。

危険でもあり

寄り道しないという校則もやぶっています。

また 本校の名誉を傷つけるものであり 一日反省文を書いていただきます」

 

担任の先生と 初めて話すのが

生徒指導室でした。

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あおちゃんは 自由なところが良いところです。

 

あまりよく知らない学校に入学してしまったことで

あおちゃんの第一印象は良くなかったのかも知れません。

そこから しばらくは先生に目をつけられ・・・

いえ、目を配っていただき

ことあるごとに怒られる日々が待っていました。

 

家の固定電話が鳴ると きっと担任の先生からの

お電話に違いないと

「ひえーーーーーー!」とのけぞり

1オクターブほど上げた よそ行き&ねこなで声で電話を取り

運悪く母親からだったりして

「ちょおっとアンタ 何気取った声だしてるん?」

と爆笑されることもありました。